3.サーバとクライアント
LANに接続されているコンピュータは大別すると”クライアント”と”サーバ”に分類できます。

クライアント”は通常の作業(文書や伝票の作成など)に使用するコンピュータで、”サーバ”に対して何らかの要求(データの閲覧、共有プリンタ使用など)をすることが可能です。

サーバ”は”クライアント”からの要求を処理するためのコンピュータで、基本的には通常の日常業務には使用しません。必要な機材として説明した”ルータ”も インターネット接続専用のサーバのような働きをしています。

しかし、コンピュータ数の少ない小規模オフィス等では、クライアントとして使用しているコンピュータにサーバとしての作業を代行させる場合もあります。 この場合、もちろん専用のサーバを利用するより処理速度が低下しますし、サーバ機能を代行しているコンピュータの電源が入っていない場合は、その機能を利用できません。
小規模オフィスの場合は、その利用頻度によって専用のサーバを設置するか否か考える必要があるでしょう。しかしLAN対応の業務ソフトウェア等では専用サーバの設置を推奨しています。

サーバ専用のコンピュータを設置する場合、いくつかの注意点があります。
まず、同時に複数のクライアントから要求を受けますから、ある程度処理能力の高い(高性能な)コンピュータでなければなりません。また、サーバの異常は業務に 支障をきたしますから、信頼性も高い(作動不良、故障を起こしにくい)必要があります。
次に、サーバには専用OS(WindowsNTserver、Windows2000server等)を使用する必要があります。常時安定稼働しなければならないサーバはシステム フリーズ(不具合の発生でコンピュータが 作動しなくなった状態)を起こしにくいOSを使用するのが原則です。
サーバ専用のOSは設定も含めたインストール作業にある程度の知識が必要になりますので、初めてLANを導入される場合は専門の業者に依頼した方が確実 でしょう。


※注 OS(オペレーティングシステム):コンピュータを使用する時に必要な、基本ソフトウェア。通常のソフトウェア(ワープロ、表計算、ゲームetc)は、このOSに依存して作動します。 現在一般的に使用されているOSには、Windows系、UNIX系、Linux系、MacOS系などがあり、通常のソフトウェアはそれぞれのOS専用になっています。つまり、MacOS用の ソフトウェアはWindowsでは使用できません。

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